3Dナウキャストによる関西地方の降水予報(30秒間隔で、10分先まで30秒ごとに予報、高度2km面)
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3Dナウキャストによる関西の降水予報
データ同化研究チームでは、フェーズドアレイ気象レーダによる観測と3Dナウキャスト手法を組み合わせて、250mメッシュで10分先までの降水予報を行うシステムを開発しています。この降水予報システムを30秒毎にリアルタイムに継続的に実行しています。
従来の気象レーダは降水分布を観測するために約5分かかるのに対し、東芝・大阪大学・情報通信研究機構が共同で開発したフェーズドアレイ気象レーダは30秒毎という高頻度で60km遠方までの雨粒を3次元的に隙間なくスキャンし、数分間の急激な変動を詳細に捉えます。これにより雨雲の立体的な動きを捉えることができます。このウェブサイトでは大阪大学吹田キャンパスに設置されたフェーズドアレイ気象レーダを用いています。
理化学研究所で開発している3Dナウキャストは、30秒毎に更新されるフェーズドアレイ気象レーダの降水分布をもとに、過去と現在の降水分布から降水域の動きを立体的に3次元で推定し、将来の降水分布を予報する手法です。
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※参考文献
- Otsuka, S., G. Tuerhong, R. Kikuchi, Y. Kitano, Y. Taniguchi, J. J. Ruiz, S. Satoh, T. Ushio, and T. Miyoshi, 2016: Precipitation nowcasting with three-dimensional space-time extrapolation of dense and frequent phased-array weather radar observations. Wea. Forecasting, 31, 329-340.
- Otsuka, S., S. Kotsuki, and T. Miyoshi, 2016: Nowcasting with data assimilation: a case of Global Satellite Mapping of Precipitation. Wea. Forecasting, 31, 1409-1416.